秋の全国交通安全運動始まる

高齢者の事故防止基本に

大仙市では街頭キャンペーンで呼びかけ(9月22日・土)
 
   お巡りさん姿の園児たちも交通ルールを守りますと誓った。   小・中・高校生たちも道路で交通安全を呼びかけた。

  秋の全国交通安全運動が21日から30日まで、高齢者の交通事故防止を運動の基本に展開されている。大仙市交通安全対策協議会では21日、大曲市民会館広場で大曲地域の街頭キャンペーンを開いて「みんなで力を合わせ交通事故のない大仙市をつくります」と誓い合った。

  街頭キャンペーンには交通安全母の会や大曲交通安全協議会、県ハイヤー協会大曲仙北支部、老人クラブ連合会大曲支部、JR大曲駅など各団体や職場代表、それに保育園児から小・中・高校生まで約120人が参加。

  栗林次美市長に代わって久米正雄副市長は「確実に移行している高齢化社会に対応してゆくため『高齢者の交通事故防止』が、今回も運動の基本となっている。家庭や地域から交通事故による被害者や加害者を出さないためには、一人ひとりの意識と皆さんの活動が不可欠だ」と訴えた。続いて山本茂大仙警察署長が「交通事故は悲惨であり、人災だ。人災であれば防ぐことは可能だが、県内で毎日約80万台の車が走っており、現実的にはゼロにすることは不可能に近い。しかし、減少させることは可能であり、それぞれが安全意識の高揚とそれに伴った行動が大事だ」などと訓示した。

  この後、ミニお巡りさんの制服を着用した高畑保育園児7人を中心に参加者全員が「私たち園児・小学生は道路に飛び出しません」「私たち中学生・高校生は自転車の二人乗りはしません」「私たち高齢者は反射材を着けて歩きます」「私たち大人は酒を飲んだら絶対に運転をしません」などと宣言文を読み上げた。

  そして市民会館前の道路両側に立って、「守ろう交通ルール」「シートベルトの着用」「スピードに注意」などと書いたハンドプレートを手に走ってくる車に交通安全を呼びかけ、チラシを手渡した。

  道路交通法は19日から一部改正され、酒酔い運転はドライバー及び車両提供者とも5年以下の懲役または100万円以下の罰金となり、酒類の提供者と酒酔い運転と知りながら同乗した者も3年以下の懲役または50万円以下の罰金になるなど厳罰化した。

  大仙署によると同日までの管内での交通事故による死亡者は5人で、昨年同期に比べ1人多い。しかし、5人の犠牲者のうち4人が65歳以上の高齢者となっている。