オオカミ犬の小犬たち

大仙市四ツ屋の高橋さん

かわいがってくれるオーナーを求めてます(9月28日・金)

 
 オオカミ犬の小犬
親のQ太郎君

  大仙市四ツ屋字下袋の主婦・高橋正美さん(43)は、オオカミ犬を飼ってくれるオーナーを求めている。7月24日に1歳8カ月のオオカミ犬のお父さんを血統にした小犬7頭が生まれたもので、今がかわいい盛りと高橋さん。珍しい犬であり、心からかわいがってくれる人があったらと呼びかけている。

  高橋さんは「SERIORS  STORY(シリアス  ストーリー)」の犬舎名で、動物取扱業として県に登録。現在、オオカミ犬のほかにコリー、パピヨン、シェルティの4種類8頭を飼っている。オオカミ犬が生んだ小犬7頭を入れると15頭となる。

  オオカミ犬はカナダやアラスカに棲息している森林オオカミとハスキー犬やシェパードと掛け合わせたもの。純粋なオオカミでは飼育が困難なため、犬と掛け合わせることで野性を和らげ、一般家庭でも飼育できるようにし、日本にも輸入されるようになった。

  オオカミ犬の魅力は野性味を含んだ精悍さと高い運動能力、そして群れで生活しているオオカミだけに家族を大事にしようとする愛情の深さだという。同時に警戒心も強く、見知らぬ人には懐かないなど社会順応性が弱い一面もある。このため、小さいうちから人に触れさせるなど社会性を持たせ、飼い主の命令に従うようしつけも大事だが、高橋さんは自室のある二階で小犬たちを育て、留守にする時はテレビを点けっぱなしにするなど常に人の声に慣れるようにした。

  今度で3度目の出産だが、これまでオーナーになってくれた方から「夜泣きされて大変だった」との苦情は聞いたこともないと高橋さん。外で飼っても、家の中で家族と一緒に過ごしても問題ないはずと話す。

  子どもたちの父親Q太郎君は2月に仙北市田沢湖で開かれた秋田冬期国体「ワンワンわんだふる事業」にボランティアとして参加したり、県動物管理センター主催の「犬のしつけ教室」でのモデル犬になったり、「命の大切さを育む教室」にボランティア参加するなど活躍。また、8歳になる自家繁殖の雌のコリーは、05年の日本コリークラブでグランドチャンピオンに輝くなど高橋さんのブリーダーとしての実績は高い。

  7頭のオオカミ犬の子どもたちは現在、体重は4キロから6キロ。成犬になるとシェパードぐらいの大きさとなって、体重は20キロから30キロの大型犬となる。成犬となっても運動量は普通の大型犬と同じでいいという。ただ、犬を飼ったことのない人には力もあるだけに難儀するのではないかと心配する。

  それでも飼ってみたいとの申し出があれば、飼い方の助言などは電話やメール、あるいは近くだったら直接、訪ねて指導したいと話す。中には大阪や東京の飼い主が高橋さんと連絡を取り合って、しつけ教室に来てくれた人もいるという。

  高橋さんは「できたら同じ秋田の人に飼ってもらいたいが、県外でもかわいがってくれるなら飛行機で輸送したい」と話す。オオカミ犬はまだ珍しい犬種だけに小犬の相場は15万円から35万円もするが、高橋さんはこれまでかけたワクチン代金別で6万円から9万円で譲りたいと話す。

  問い合わせは下記のホームページから。

http://homepage3.nifty.com/seriors-story/index.html