大仙市でも24円から25円安に
値下げに踏み切ったスタンドには車が列(4月1日・火)
ガソリン税などの道路特定財源の暫定税率が31日、期限切れを迎えたことから大仙市内のガソリンスタンドでは税率分の25円を自社負担で販売する店が1日朝から見られるようになった。1リットル当たりレギュラーが31日まで152円から153円だったのを、1日朝から24円から25円安の128円で販売しているもの。
値下げに踏み切ったスタンドはいずれも製油所からの出荷時に課税される「蔵出し税」を自己負担する〃出血サービス〃だが、大仙市角間川町、鈴木正俊商店の鈴木直道社長は「1日朝7時の開店と同時に税金分を下げた店もあり、こちらも高いというイメージをお客さんに与えないためにも対抗せざるを得なかった。1週間ほど前から在庫調整し、ギリギリに減らしたので25円分の負担は2日ぐらいで済みそうです」と話す。
市内では税金分を上乗せしたままのスタンドは閑古鳥が鳴き、値下げに踏み切った店には車が列をなすなど格差がクッキリ。しかし、価格競争の激化で現状維持の店も2日以降には税金分の値下げに踏み切る店がもっと出てくるのではとの観測も広がっている。
ハイオクで1リットル当たり163円だったのが、1日からは138円に。鈴木商店では「1週間ほど前からガソリンを入れるお客さんは満タンを避け、31日から今朝にかけて電話での問い合わせがすごいです。『安くしました』と答えると『なら、これから直ぐ行く』と相手の声が弾みます」と女性従業員。
給油を済ませた40代の男性ドライバーは「ガソリンが安くなると消費量が増えて、環境問題にもつながると政府が言っているのはおかしい。ガソリンが安いからと言ってむやみに走っていられるはずがない。値下げは大歓迎です」と勢い良く話した。
一方、県仙北地域振興局県民生活班では県税課職員とチームを組んで、値段を巡ってトラブルが起きていないかなど状況確認のため管内124スタンドを巡回している。