秋田おばこ農協・仙北畜産農協

大曲家畜市場で合併記念式典

市場は「畜産総合センター」へと名称変更(4月1日・火)
 

  秋田おばこ農協(本所・大仙市佐野町)と仙北畜産農協の合併記念式典が1日、大仙市高関上郷の大曲家畜市場で行われた。合併によって仙北畜産農協が運営していた家畜市場は同日から「秋田おばこ農協畜産総合センター」と名前を変え、10日の子牛市場からオープンする。

  両農協の合併は畜産振興と組合員の所得安定や消費者の信頼度を高めるためにも組織の強化が必要との認識から06年10月に合併研究会を立ち上げ、協議を重ねた上で昨年10月25日には合併予備契約調印を済ませていた。

  おばこ農協は組合員約2万8000人、畜産農協は組合員532人。両農協に共存している組合員もおり、合併によって畜産指導の一本化が図られ、畜産振興と循環農法の充実が期待されている。

  この日の合併記念式典には、県仙北地域振興局農林部の工藤正義部長をはじめ大仙市、仙北市、美郷町の関係課長や藤村正喜秋田おばこ農協組合長、鎌田正元仙北畜産農協組合長ら約70人が参列。

  神事で家畜市場の振興と発展を祈った後、事務所前でテープカットと「秋田おばこ農協畜産総合センター」の銘板の除幕式を行った。

  仙北畜産農協は1948年(昭和23年)4月に設立された畜産専門農協。これまでに種雄牛「広順号」「安福安号」「徳茂勝号」など多くの優良和牛を誕生させている。毎月10日に子牛市場が開かれ、年間の子牛取り引きは1400頭、7億5000万円の売上額を誇示し、全国120の子牛市場では23番目にランクされているという。

  一方の秋田おばこ農協は、1998年(平成10年)4月に14市町村の20農協が合併して設立された広域農協。藤村組合長はフォーシーズンで開かれた祝賀会で「秋田おばこ農協は、仙北畜産農協の歴史そのものを引き継ぎ、仙北地域はもとより、秋田県農業をリードする要の組織として合併による相乗効果が得られるよう努力したい」と決意を述べていた。