年金からの天引き始まる
大仙市、問い合わせは10件ほど(4月15日・火)
75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の保険料が15日の年金支給日から天引きされるが、保険料徴収窓口となっている大仙市税務課への苦情や問い合わせの電話はこの日昼ごろまでに10件ほどにとどまった。
同課では「今朝までに一斉にマスコミ報道されたこともあって周知された結果と思うが、問題は年金から実際に天引きされた金額を見てからではないか」と気を引き締め、6人の班体制で説明や相談に応じたいとしている。一方の国保年金課でも「制度がスタートした1日以降、連日50〜60件もの電話での問い合わせや苦情があったが、今は落ち着いてます」と話す。
今回の徴収対象者は年金額が年額18万円以上の高齢者で、07年度の所得を元にした仮徴収者。対象者は9115人となっており、年金から引かれる2カ月分の全国平均的な金額は厚生年金受給者で約1万2000円、国民年金だけの人で約2000円。一方、年金額が年額18万以下の人や高所得者の普通徴収は7月からスタートする。こちらの対象者は1402人。
税務課の集計によると、後期高齢者医療制度がスタートした1日から15日までにあった問い合わせは65件。多くは「国保税と後期の2つの保険料を払わなければならないのか」と言った問い合わせだったが、中には「なぜ、年寄りを区分けしたのか」「高過ぎて払えない」などの苦情も11件あったという。「分かりにくい制度でもあり、とにかく丁寧に説明するよう努めたい」と同課では話す。