秋田清酒製造
世界に認められた味「大綱の響」販売へ(2月4日・月)
大仙市西仙北地域の酒小売店で組織する「西仙北酒友会(亀谷洋治会長)」が、地域興しにつなげたいと同市戸地谷の秋田清酒株式会社に製造を依頼している特別本醸造「大綱の響」(つなのひびき)の販売が1日から始まった。西仙北地域14軒の酒小売店だけで販売しているプライベート商品で、今年で13年目を迎えた。しかもその味は1997年にモンドセレクションで金賞に輝くなど世界にも認められている。
酒は種こうじ菌製造会社である地元の秋田今野商店から提案され、米も地元で作った酒米「秋の精」を原料にし、水は名水中の名水と言われる大沢郷宿にある雄清水・雌清水を使い、酵母・こうじ菌は秋田今野商店からの提供を受けた。酒の名前は公募で刈和野・土肥隆一さんからの「大綱(つな)の響」を採用。毎年2月10日夜に開催される刈和野の大綱引きの引き合いで「ドスン、ドスン」という響きから名づけた。さらにラベルの文字は刈和野「浮島神社」の森宮司(故人)の妻・キミさんの書と地元にこだわった。
こうして2年間の準備期間を経て1996年2月に新発売。当初は1.8リットル2000本でスタートしたが、15.8度のアルコール度、そして厳寒の中での仕込み、新酒の荒さを感じさせない繊細なうま味と落ち着いた辛口の味わい、しかも税込みで2200円の値段は好評で、2月に発売する新酒は3500本と増やした。7月の生貯(夏バージョン720ミリリットル)、12月の熟成酒(720ミリリットル・1.8リットル)合わせて年間約1万本(1.8リットル換算)の販売で今では定着し、プライベートな酒として息の長い商品となった。
「大綱の響」販売店は次の通り。
◇刈和野地区=ワインテラスかめや、リカー&ギフトとみつか、平沢商店、逸見商店
◇大沢郷地区=リカーランドいとう、ドラッグストアいまつ、加藤商店、田村商店
◇強首地区=伊藤商店、斎藤酒店
◇土川地区=泉谷酒店、小野(啓)酒店、小野(喜)酒店、佐々木酒店