超神ネイガーも登場

大仙市で子育て支援セミナー

食育、褒めることの大切さなどを2人が講演(2月4日・月)
 

 超神ネイガーも登場し、「秋田の子どもたちよ。たくましく育ってけれ」と呼びかけた「子ども・子育て支援推進セミナー」が3日、大仙市の中央公民館で開かれた。子ども・子育て支援推進仙北地区協議会・県仙北福祉環境部の主催で「地域が支える子育ての輪・子育てが支える地域の和」をサブテーマに2人が子育てをテーマに講演、午後からはネイガーショーもあって親子で楽しんだ。

  午前の部は秋田市で「すくすく保育園・すくすく学園」などを運営している保育士の成田多恵子さんが「こころとからだの健やかな成長」と題して、そして元大仙市教育長の笹元嘉辰さんが「親は子どもとともに育つ」と題して講演した。

  成田さんは「言葉も発せず、笑ったり、泣いたりして訴えるしかないゼロ歳児は手はかかるが、人として成長する大事な時期であり、大好きだ」と述べながら、「赤ちゃんのやる気や感覚、そして視覚、聴覚などの五感を大事にしたい」と訴えながら、「子育ては母親だけが一生懸命では疲れてしまう。その時に言葉をかけ、子どもの姿を見る余裕をお母さんに与えるのが保育所であり、地域の方、おじいさん、おばあさんではないか」と話した。

  そして「食育を大事にしている」とし、「2歳の子どもにお握りを作らせると、自分で握ったと喜んで食べるし、3歳の子どもにはサラダ作りをやらせると普段は野菜を食べない子どもが喜んでそのサラダを食べ、4歳の子どもたちには自分たちで田植えした米を使って秋にキリタンポ作りをさせる。普段は少ししかご飯を食べない子どもも、自分で作ったキリタンポだからと良く食べる。それに良く噛むので虫歯にもならないとお医者さんにほめられている」と実例を報告。最後に「子どもたちがスクスク育つには大人がニコニコしていなければならない。叱る時があっても笑顔は大事だ。その点でもおじいさん、おばあちゃんの役割は大きく、保育園にも来てもらっている。1日1回、ニコッと笑う習慣を付けよう」と締めくくった。

  続いての笹元さんは「戦後、アメリカから伝わった個人主義が日本では自己中心主義となった。そしておじいさん、おばあさん、兄弟、がき大将、自然、貧乏の5人の指導者も失った」と家庭、親子関係の地盤が崩れた現代社会を警鐘。さらに問題行動を起こした子どもたちを診察した精神科医が、その子たちに一致しているのは「がまんを知らないと言うことだ」との例を挙げ、スポーツ少年団などとの関わりで、我慢や協調できる子育てや親子の会話の大切さ、そして子どもの気持ちに寄り添い、褒めることの大切さなどを訴えた。

  午後からは2人の講師を交えた子育てをテーマにしたフリートーク、そして親子でお手玉やおはじき、紙芝居など昔の遊び、餅つきを体験。最後のネイガーショーが始まるころには100人を超す親子連れでにぎわった。