29日に招集、会期は3月19日まで
09年度一般会計予算案など99議案を上程(2月22日・金)
大仙市の08年度一般会計当初予算案などを審議する2月定例議会は29日、招集される。招集の告示を受けた議会運営委員会は22日委員会を開き、議会の日程を3月19日までの20日間とし、1日から9日までは議案など調査のため休会し、10、11の両日に本会議を再開、一般質問を行う。そして上程された議案、請願、陳情を各常任委員会に付託、委員会審査を受けて19日の本会議で議決し、閉会する。
今議会に上程されるのは専決処分報告4件と07年度一般会計補正予算、08年度一般会計予算など予算案43件、市税条例の一部改正など条例案33件など合わせて99件の予定。
専決処分報告は2月1日に補正予算を組んだはしか予防接種助成経費608万1000円と除雪出動回数増加見込みに伴う委託料の補正1億9000万円。それに下水道使用料での誤徴収による返還金1739万円の補正に伴う報告3件。
条例案の一部改正の主なものは温泉施設の入湯税を利用者負担を軽減するための措置として2年間、日帰りの場合、現行150円を50円に減額する。
また、長寿祝金(100歳)給付金条例も一部改正し、現行5年以上の居住者は50万円、3年以上5年未満の居住者25万円だったのを一律3年以上の居住者とし、祝金は20万円にする。施設入所者はその2分の1とし、4月1日から施行する。減額の理由を市では財政事情、支給対象者の増加を踏まえ、今後もこの制度の維持を図る観点からとしている。
国保条例も一部改正し、被保険者の葬祭費支給を7万円だったのを5万円とする。これは健康保険法の改正で07年10月1日から埋葬料及び家族埋葬料の金額が5万円に改定されたことや08年4月1日から施行される秋田県後期高齢者医療広域連合後期医療者医療に関する条例でも葬祭費が5万円とされたことから、その均衡を図った。
新しい条例としては産業分野における人材育成を目的とする農業後継者育成修学資金貸与事業及びものづくり産業育成修学資金貸与事業を実施するための財源として、「農業・ものづくり担い手奨学基金条例」を制定する。同様の趣旨で100万円の寄付があったことから、現行の人材育成基金の一部500万円を原資とし600万円の基金とする。
制度は市内の農家で、大学などで農学を専攻し、卒業後に農業を専業とする学生に在学中月額4万円(無利息)を貸与する。また、市内の職業能力開発校(県立大曲技術専門校)で職業訓練を受ける訓練生に対しても在学中、月額1万円(無利子)を貸与する。
さらに後期高齢者医療に関する条例も新しく制定されるため、今議会に提案される。後期高齢者医療は県内全市町村で構成する広域連合で運営するが、葬祭費の支給に係る申請書の提出や保険料の額に係る通知書の引渡しなど窓口業務は市が行うために設けるもの。 このほか協和地域の荒川鉱山跡地の観光施設「マインロード荒川」の坑道崩落による事故防止の観点から同施設の廃止などに伴う条例の一部改正、入館者の減少や代替施設もあって利用者が少ない上、老朽化による維持管理の増などを利用に廃止する条例なども上程される。
08年度一般会計補正予算として上程されるのは10億657万2000円で、補正後の累計額は463億5268万4000円となる。補正による主な事業は、土地開発基金財産取得費4億8457万円を廃止し、財政調整基金としての積立金8億8804万3000円、生活バス路線運行維持対策経費として9392万3000円、農業・ものづくり担い手奨学基金積立金600万円、産地づくり推進事業費615万円など。
09年度一般会計当初予算案としては412億7121万4000円を上程する。07年度に比べ15億1748万6000円、3.5%減の2年連続の緊縮型予算となった。29日初日の本会議は午前10時開会し、会期を決めた後、栗林次美市長が施政方針演説を行う。