美郷町で除雪ボランティア

仙南中生、大人たちと力を高齢者宅の雪寄せ(1月24日・木)

  美郷町仙南地域で24日、仙南中学校と仙南地域住民による一人暮らし老人や高齢者世帯の雪寄せをする除雪ボランティアが行われた。町社会福祉協議会の呼びかけに応じて仙南中学生136人と地域住民合わせて約230人が参加。

  総合体育館リリオス前での出発式で生徒会長の高橋幸宏君は「みんなで力を合わせ、お年寄りたちに喜んでもらえるよう頑張ろう」と呼びかけた。そして池田茂碁町社会福祉協議会常務理事は「除雪ボランティアの呼びかけにこんなにも沢山の人が集まってくれてありがたい。仙南中学校の除雪ボランティアは12年前から続けられてきた。その活動が美郷町になって千畑中、そして六郷高校、六郷中にも広がった。地域のお年寄りの不安をなくそうとする温かい気持ちで頑張ろう」とあいさつ。

  スコップを手に登校した生徒たちは30班に分かれて大人たちの車に分乗し、雪寄せの依頼を受けた家々に向かった。この日は時折、激しい吹雪が吹いて視界も奪われた。除雪ボランティアが来たのを知るとお年寄りたちは笑顔で家から出てきた。

  今年はほぼ平年並みの降雪となり、仙南地区でも1メートルを超す積雪。屋根の雪下ろしも行われた。若い人のいない家は屋根から下ろした雪が窓をふさぎ、光も入って来ない状態。金沢地区の一人暮らしのおばあさんは「75歳まで自分で雪下ろしをしたが、2年前の大雪からやれなくなった」と話し、「何とか窓の雪を寄せてもらい、玄関前も少し広げてもらいたい」と拝むように依頼していた。

  ボランティアの大人たちと力を合わせ、雪を掘ったり、スノーダンプで雪を運ぶ中学生たちは終わると町社会福祉協議会からプレゼントされたジュースで乾いたのどを潤していた。

  千畑中学校は20日に千畑地域で行い、25日は六郷高校が、2月8日には六郷中学校が雪寄せボランティアを行うという。