大仙市除雪ボランティア

大仙雪まる隊、初出動

太田地域では30人の隊員が活動(1月27日・日)

  大仙市の除雪ボランティア「大仙雪まる隊」」は27日、一斉活動日として社会福祉協議会各支所ごとに高齢者宅の除雪ボランティアを実施した。同隊は高齢者や障がい者のために雪寄せを行い、安全で安心して暮らせるまちづくりを目指そうと市社会福祉協議会の呼びかけで06年12月に結成された。当初は個人・団体合わせて234人でスタートしたが、現在までに隊員は個人・団体合わせて約1000人が登録されている。暖冬だった昨冬は出番がなく、実質的には今回が初出動。

  一斉活動日といってもそれぞれの地域事情に合わせての出動で、この日は太田地域と南外、西仙北の3地域で除雪作業が行われ、協和地域は隊員が主に淀川地区を中心に高齢者宅をパトロールして安否の確認を行った。

  太田地域では午前9時までに東今泉にある市の研修施設「敬愛館」に約30人の隊員が集合。東今泉地区では地元の青年会が10年も前から高齢者のための除雪ボランティアを行っている。

  雪まる隊には市社会福祉協議会からオレンジ色のジャンパーとヘルメット、そして「除雪ボランティア  大仙雪まる隊活動中」と染め抜かれたのぼり旗が支給された。東今泉青年会の小松正幸会長は「雪まる隊としては初めての活動となる。ヘルメットにユニフォームを着用と目立つが、雪まる隊のピーアルも兼ねて頑張りましょう」と呼びかけた。そして同青年会と一緒に前から活動し、雪まる隊発足と同時に同会の会長に選ばれた同地区の大信田孝文さんも「今日は一斉活動日として大仙市全体でボランティア活動が行われている。ケガのないよう頑張りましょう」とあいさつ。

  隊員は3班に分かれて地元社会福祉協議会から要請のあった一人暮らしのお年寄り宅11カ所を回って屋根から落ちて窓をふさいだ軒下の雪や玄関前の雪寄せを行った。家族はワンちゃんだけという71歳の女性は「若い人たちが毎年、やってくれているので本当に助かります」と喜んでいた。ボランティア隊員も「普段は顔を会わせる機会がない若い人とこうした作業を通じて会えるからいいことだ」と話し、要請のあった一人暮らし高齢者宅だけでなく地区にあるバス待合室周辺の除雪も行って昼前には解散した。2月17日にも一斉活動日としてボランティア活動が実施される。