交通安全功労の最高位
緑十字金章優良運転者に輝く(1月29日・火)
大仙市大曲白金町の藤原喜七さん(64)は東京・日比谷公会堂で開かれた「第48回交通安全国民運動中央大会」で、交通安全功労の最高位である「緑十字金章優良運転者」表彰を受け28日、妻の良子さん(64)と共に市役所を訪れ、栗林次美市長に喜びを報告した。車の運転を通じての交通事故の防止と交通秩序の確立に貢献した功績が認められたもので、良子さんには夫の貢献を支えたとして感謝状が贈られた。
藤原さんは40年の運転歴を持ち、会社員当時は最高で140人もいた社員の安全運転管理者として運行管理に当たったほか、大曲第六区交通安全会理事(現・大仙大曲六区交通安全会長)として地域の交通安全活動に積極的に取り組み、事故防止に尽力している。中でも25年前の冬、地区内で連続して3人もが交通事故で亡くなったのを契機に始めた「安全祈願祭」は秋の全国交通安全運動の一環として現在も継承され、地域の交通安全思想の原点にもなっている。
自らの運転の際も無事故、無違反の模範運転に努め、1987年(昭和62年)9月には緑十字銅章を受章、1991年(平成3年)には優良運転者として東北管区賞を、1993年(平成5年)には無事故安全運転管理者として県安管協会長表彰を受けている。そして2000年1月に緑十字銀章を受章した。
今回の金章は交通安全功労者としての功績が抜群であり、原則として銀章を受章して3年以上経過していること、さらに過去10年間、自己の責任による交通事故、その他罰金以上の刑に処せられたことがないなどが条件となる。
交通安全国民運動中央大会は今月18日に日比谷公会堂で常陸宮殿下ご出席の下に行われた。藤原さんは「栄誉ある賞をいただき、ありがとうございました」と栗林市長に礼を述べ、「会社員時代は安全運転管理者として社員を指導する立場にあり、車の運転には細心の注意を払ってきました。お陰さまで30年以上、無事故・無違反を通すことができました。これからも街頭に立って地域の交通安全運動に努めたい」と報告。栗林市長は「交通安全運動は継続することが大事です」とねぎらった。
今回の大会で緑十字金章優良運転者として表彰を受けたのは全国で48人、東北では藤原さんを含め2人だけだった。藤原さんは「安全運転管理者時代は、社員に余裕を持った運転に努めること、そして無理な運転は決してしないことを徹底して指導した」と話し、「今回の受章に恥じないようこれからも安全運転に心がけ、地域から事故が起きないよう活動をしたい」と目を輝かせた。