大仙美郷環境事業組合

一般廃棄物最終処分場が完成

県内初の被覆型施設、4月1日から供用開始(3月17日・月)
 

 大仙美郷環境事業組合が、大仙市南外字矢向地内に建設していた「一般廃棄物最終処分場」が完成、17日、現地で定礎式が行われた。

  燃やせないゴミを砕いた不燃残さやゴミ焼却施設から出る焼却灰や飛灰固化物を埋めている現在の最終処分場は満杯となり、拡張が困難なことから新たな施設を隣接地に建設することにしたもので、06年8月から着工していた。新処分場は県内発のクローズ型で、幅約62メートル、長さ約96メートル、深さ11.5メートルの貯留部の上に鉄骨造りの被覆設備を設けた。

 これによって埋め立て物や処理水などをコントロールし、廃棄物の飛散や流出、臭気の拡散を防ぎ、処理水は周辺の生活環境を守るため埋め立て地に循環させる。貯留部の埋め立て容量は約6万3000立方メートルで、搬入廃棄物を年間約4000トンと見込むと2022年までの15年間は使用可能と見ている。

  鉄骨造りの被覆部は大曲市民体育館の倍の大きさに当たる6387平方メートル。貯留部が満杯になった後は多目的な屋内施設としての使用も可能で、将来の跡地利用については地元と協議しながら決めたいと同組合。総事業費は約22億6667万円だった。

  この日の定礎式には工事関係者や大仙市、美郷町の議員、市の関係者ら約40人が参列し、神事で施設の安全を祈願した。

  組合管理者の栗林次美大仙市長は「地域が安心して受け入れることができる処分場を構築することを基本理念に、国の循環型社会形成推進地域計画の承認と組合議会、関係者の理解を得て工事を進めてきた」と感謝の言葉を述べた。施設は4月1日から供用を開始する。