大仙市で「酒遊サミットinなんがい」
楢岡焼体験や自然酒「楢岡城」を囲んで交流会(3月24日・月)
参加者は迎えのバスに乗ってそれぞれのコースへ。楢岡焼体験は窯元「楢岡陶苑」5代目当主の小松哲郎さんらの指導で焼き物づくりにチャレンジ。参加者たちは与えられた500グラムの土をこねって、皿や茶わん、つぼなど世界に一つしかない自分だけの陶器作りに挑戦。中には今年の干支ネズミを見事に再現した器用な人もいた。
村のおもしろ発掘は楢岡陶苑での窯出し見学。窯の蓋が開けられると中には焼き上がったばかりの陶器がビッシリ。「どうやってこんなに詰め込めたのだろう」と参加者は不思議な表情で内部をカメラに収めていた。そば打ち体験コースでは転作田で作ったそば打ちを楽しんだ後、それを試食。自分で打ったそばをその場で食べ、満足そうだった。3コースとも合間には出羽鶴酒造の酒蔵見学もあって、酒造りの流れの説明を受けながら、酒を仕込む巨大なタンクに目を白黒させていた。
体験終了後はコミュニティセンターに集合し、利き酒コンクールへの挑戦や大仙市土川のビッグバンド「ベイシー・ストリート・オーケストラ」が演奏するステージアトラクションを楽しんだ。
そして午後4時からメーンの「談話交流会」。地元大仙市だけでなく秋田市や横手市、美郷町など県内各地からの参加者もあったが、体験コースで時間を共有した間柄だけに打ち解けたムードで幕開けを迎えた。自然酒の会の田口宏暢会長は「20歳から酒を飲み始めて60年になった。酒は昔から平和で仲良くやっていくために飲んだ」などと酒の効能をユニークに語った。そして自然酒「楢岡城」の蔵元である出羽鶴酒造株式会社の伊藤辰郎社長ができ上がったばかりの酒を会員に受け渡しした。
テーブルには「楢岡城」をはじめとする出羽鶴の銘酒が次々と出され、参加者たちはバッケ(フキノトウ)の天ぷらなど地域の食材を活かした料理に舌鼓を打ちながら、酒を楽しみ、語らいを楽しんでいた。