元プロ野球選手を迎え

少年少女野球教室

大仙市太田球場、近鉄の村田選手らが指導(5月4日・日)

  大仙市太田球場で4日、元プロ野球選手が指導する「少年少女野球教室」が開かれた。プロ野球OBクラブと大仙市教育委員会太田分室の主催で、太田地区の小中学生3チームと豊岡地区と角間川地区の小学生計5チーム80人が指導を受けた。

  講師は横手市出身で六郷高校から近鉄バッファローズや大洋ホエールズで投手として活躍した村田辰美さん(55)、秋田市出身で秋田商業高校から大洋に投手として入団した山内英雄さん(45)、佐賀県出身で大洋、西武球団で内野手として活躍した村岡耕一さん(47)、秋田県出身で秋田高校から国鉄、東京オリオンズの外野手として一世を風靡した小西秀朗さん(70)、それに男鹿市出身で、船川水産高校から巨人軍の投手として活躍した近藤幸造さん(73)の5人。中でも村田さんはオールスター戦に3回出場している。

  憧れのプロ野球選手の指導を受けられるとあって子どもたちは大張り切り。講師代表が「我々も一生懸命指導しますので、皆さんも頑張って下さい」とあいさつすると「ハイッ!」と大きな返事を返した。

  最初はウオーミングアップで体をほぐし、両手両足を交互に大きく振り上げながら走ったり、後ろ向きで走る運動が繰り返されたが、指導するOBたちは「運動神経を高める大事な運動だよ」と真剣になって取り組むよう声を掛けていた。

  そしてキャッチボールと守備、打撃練習の指導に入ったが、「野球の基本はキャッチボール。投げ方が良くなると打撃も自然と良くなる」とOBの代表が子どもたちの前に立ってボールの握り方、そして投げる姿勢を示した。

  約20分間のキャッチボールだったが、その間にもOBたちはシッカリと子どもたちの投げる姿勢を見つめ、時には手を取って投げ方を修正。そして内野手相手の指導では「プロでもゴロのエラーは6割ある。後は送球ミスが4割。その送球ミスをどうやって直すかはキャッチボールしかない。ボールを受け取る相手の胸に目線をシッカリ当てて投げなさい」とプロならではの格言で子どもたちのハートをつかんでいた。

  外野手相手の指導では「イチロウ選手もやってるよ」と低い打球を逃さずに取るためにグラブを地面に付けたまま腰を落として走る練習を何度も繰り返していた。そしてピッチャーには投げる時の腰の回転やバランス、キャッチャーには「盗塁を許したくないと無理をして投げるよりワンバンドで投げよう」とアドバイス。指導を受けた選手たちは「分かりやすくてすごく勉強になりました」と感動していた。