大仙市で子どもつり大会

26.3センチのへら鮒も

祖父母の応援を得て釣りを楽しむ(5月11日・日)
 
 飯田沼での子どもつり大会。
  左から中学生の部で優勝した須藤君、小学生の部で優勝した今野君、準優勝の内藤さん。

  大仙市の飯田沼つり公園で10日、「第28回大曲子どもつり大会」が開かれた。子どもたちに自然に親しみ、釣りの楽しさを知ってもらいたいと市が主催し、市内の釣り具店や大曲へら鮒釣研究会、仙北漁業協同組合大曲支部、巨へら会の協賛を得て開いているもの。

  参加者は小学生6人、中学生3人と振るわなかったが、お父さん、それに祖父母の応援を得て釣りを楽しむ和やかな光景が観られた。

  飯田沼は雄物川の改修でできた三日月湖。広さは約1.3ヘクタールで、へら鮒釣りの名所として1974年、当時の大曲市が県内初の「つり公園」に指定、周辺を整備した。大曲へら鮒釣研究会も毎年のようにへら鮒の稚魚を放流、資源保護に力を入れている。

  大会は午前6時から始まった。子どもたちは思い思いの場所に陣取って釣り竿を握り、浮きの動きをジッと観察。最初は気温も低く、当たりが無かったが気温上昇と同時に魚の動きも活発化し、食いつきが始まった。水しぶきを上げてへら鮒が釣り上げられると周囲から「オーッ」と静かな歓声。中にはタナゴやオイカワ、ジンケンなど本命外の小魚もあったが、それも釣果の一つとなるだけに大事な収穫としていた。

  へら鮒釣り用の餌はふやイモ、小麦粉などを素材にした様々な種類があって、それを場所によっていかにブレンドするかが大事という。8尾のへら鮒を釣って中学生の部で優勝した須藤賢人君(大曲中2年)は「水温と水の深さから餌のブレンドを考えた」とコツを話した。

  表彰式で大曲へら鮒釣研究会の真坂健蔵会長は「天気も良かったので、小魚も含め去年より数多く釣れ、いい結果だった。何よりもおじいさん、おばあさんの応援を得て釣りを楽しむ風景が良かった」と評価した。成績は次の通り。

  ◇小学生の部▽優勝=今野雄斗(協和5年)700グラム▽準優勝=内藤華音(大曲4年)650グラム▽3位=元野志郎(同5年)500グラム

  ◇中学生の部▽優勝=須藤賢人(大曲2年)1880グラム▽準優勝=横井優樹(大雄3年)450グラム▽3位=中村翔太(西仙北東2年)260グラム

  ◇珍魚賞=内藤華音=ミゴ

  ◇大物賞=須藤賢人=26.3センチ