やまとしずくを味わう会

日本酒ファン、120人が参加

東日本大震災を支援しようとオークションも(4月27日・水)

  大仙市戸地谷、秋田清酒株式会社(伊藤辰郎社長)主催の「やまとしずくを味わう会」が26日、同市佐野町のフォーシーズンで開かれた。今回で14回目のイベントには約120人の日本酒ファンが詰めかけ、銘酒と料理とおしゃべりを楽しんだ。

  やまとしずくは、会員店だけで販売できる「こだわりの酒」を持ちたいと県内外の酒小売店からの要望を受けた秋田清酒が、同市南外地域の米と水で仕込み、長期低温醗酵させた手造りの酒。国際的な品評機関「モンドセレクション」で、2000年に「金賞」を受賞、〃世界の味〃としても評価されている。

  今年は東日本大震災もあって開催すべかどうかと同社でも悩んだが、被災地に社を挙げて救援物資を届けており、「こう言う時こそ元気を出して、みんなで頑張っていく会にしたい」(伊藤洋平専務)と判断し、開催へと踏み切った。

  各テーブルにはやまとしずくの純米大吟醸、純米吟醸などが出され、「これこそ絶好の味わい」と参加者は目を糸のように細めて大喜び。

  今年は大震災による被災者を応援したいと「やまとしずく」の手ぬぐいや半纏、それに特別限定秘蔵酒と仙北市角館町在住の写真家・小松ひとみさんの写真がオークションにかけられた。

  2000円で売り出された半纏に対し、3000円、5000円の声が挙がり、秘蔵の10年ものの古酒は5000円の値段でスタートしたのに対し女性が2万円の高値をつけて競り落とすなどし、13万円を超える売り上げとなった。お金はその場で東日本大震災義援募金箱に投函され、日赤を通じて義援金として寄付される。