技能5輪日本料理部門で3位に

大曲エンパイヤホテルの黒山さん(11月11日・木)

  静岡市で10月23、24の両日開かれた「第37回技能5輪全国大会」(中央職業能力開発協会など主催)の日本料理部門に出場した大曲市の黒山秀一さん(22)=大曲エンパイヤホテル勤務=が見事3位に入賞、9日、市役所を訪れ辻原俊明助役に受賞の喜びを報告した。同大会では大森町の佐々木篤さん(22)=横手市・松與会館勤務=が本県として過去最高の準優勝に輝いている。

  大会は23歳以下の技能者を対象に、日本料理のほか、機械組立やタイル張り、電気溶接、洋菓子製造など31部門で技能が競われた。日本料理の部には全国から53人が出場▽鰺(あじ)のたたき姿盛り▽合鴨(あいがも)とタケノコの挟み焼き▽芋ずし手綱巻・レンコン甘酢漬−の3つの課題を与えられ、50分の制限時間で競われた。その結果を材料の取り扱いや料理技術、味、盛りつけの美しさなどで審査された。

  黒山さんは福島県出身。高校を1年で中退したが、「何とか手に職を付けたい」と子どものころから料理を作るのが好きだったことから東京の専門学校へ入学。卒業後は東京の料理店で修業を積んだが、縁あって2年前に大曲市のエンパイヤホテルに就職した。「大会では自分なりにやれば何とかなるとは思っていたが、まさか入賞するとは思ってなかった」と黒山さん。同行して来た同ホテルの調理長の星宮多賀司さんも「研究熱心だけにその成果が実った。これからは黒山君が作った料理ですよとお客さんにも自慢が出来る」と喜ぶ。