表紙写真「雨に濡れるえのころ草」(97・8・15)

 幼いころ雲が慰めだったと以前に書いた。雲だけではなかった。この「えのころ 草」も学校帰りの大切な遊び仲間だった。手のひらに握って結んだり開いたりすると 草は生きているかのようにもずもずと上に登ってきた。草の名前が分からず困ってい たら、雄物川町の全国川サミットの取材でお世話になった菊池覚也さんが、懸命に名 前を調べて下さった。別名、猫じゃらしとも言うと伺った。雑草は雨に打たれて頭を 垂らしていた。