表紙写真「紅葉するモミジ林」(97・11・8)
人は思い出の地に立ち戻りたくなるものらしい。ようやく晴間を見せた晩秋の日差し を見て、そう思った。仙北町のモミジ林。朱色に染まった紅葉を見て、過ぎ去った日々 を振り返った。優しいクリーム色のセーターの似合った人の面影を追った。音もなく散 る枯れ葉のはかなさに断ち切ることの難しさと傷みを思った。