灰色の雲を切り裂いて朝日が昇った。黄金色の光の筋がいく筋も流れて、道路も家々をも金色に染めた。「クウクウ」と甲高い声をあげて白鳥が群れをなして空を飛んでいった。渡り鳥たちの「北への旅」が始まろうとしているようだ。まだ朝の冷え込みは厳しいが渡り鳥の姿、そして朝日の温もり。そうした自然の諸々の変化に春の近さを感じさせるこのごろだ。