「ねぇ。ちっとも悲しくないのにあなたと会うとなぜか涙が出てくるの。本当は喜ばなければいけないのに涙が出てくるの。ねぇ。これって何なの。あなたって不思議な人ね」。何のドラマだったろう。田沢湖町刺巻の湿原を歩き、咲き出したミズバショウの可憐さに春の喜びを感じながらもなぜか涙が出た。自然の優しさが涙を呼ぶのだろうか。会いたい人への郷愁が涙を呼ぶのだろうか。ミズバショウの白さ、雪解け水の流れの音に耳を傾け、なぜか涙がこぼれた。春なのに・・・。