日曜日の夕方、幼いころに泳いだ雄物川を歩いた。川の眺めは昔と変わって味気ない風景となっていたが、西山の夕日の美しさは変わっていなかった。ピンク色に染まった空と雲。小さいころは泳ぎ終わると石を拾って投げ合ったものだった。あのころは石でも草の葉でも、そして棒切れでも何でも玩具になったものだった。夕日を背に家に帰ると母が心配顔で迎えたものだった。秋の日は短い。夕日を見ながら本当に久しぶりに雄物川の岸辺を歩いた。