久しぶりに姫神公園に登った。眼下に広がるゴルフ場は朝霜で真っ白になり、遠くの山々はもやで霞んでいた。とにかくこれが自分が暮らす大曲市の街なのである。その街を眺めた。このところこの街で暮らし、仕事をすることに強い不安と空しさ、悲しみを覚える。この街で育ち、この街で成長したのだが、この街から与えられるのは悲しみだけのような気がする。空しさと不安。この二つを抱えながら朝の山道を歩いた。