十和田湖への旅の途中で寄ったのが玉川ダムだった。このダムの上から眺める宝仙湖の風景、独特の青さをたたえた水の色も好きだ。遠く右端に立つのが「男神山」で左のお碗のような山が「女神山」である。玉川集落が湖底に沈む前の遠い昔の話である。当時は平家の落人集落とも呼ばれたような気がする。田沢湖町から鎧畑ダムを超え、さらにその先にあった集落だった。湖底に沈む村として何度か取材で足を運んだものだった。夜になって見上げた星空がとても綺麗だった。ただそれだけが印象に残っている。