表紙写真「十和田湖」(03・06・09)

  北へ行きたいと思った。北の空を見たいと思った。玉川の奥地から八幡平を抜け、鹿角市から十和田湖へと走った。湖岸の原生林は新緑の季節に入り、むせるような緑に染まっていた。奥入瀬の渓流を歩き、奥入瀬の水の流れ、小鳥の声を聞いた。湖岸ではひたひたと打ち寄せる波の音を聞いた。森の中からはウグイスの鳴き声も聞いた。白いアカシアの花が盛りだった。身も心も洗われるような北の空の下を2日間にわたって歩いてきた。