冬の間、雪で埋もれた雄物川右岸堤防の道路もやっと除雪され、車で走れるようになった。堤防下の河川敷に群れる枯れススキの姿がどこかわびしかった。「おれは河原の枯れススキ」という歌があった。聴いているだけで悲しく、わびしい気分にさせられたがなぜか心引かれる歌だった。雪解けが進んでいる河原。雪の白さに染まらず、倒れず枯れたまま春を迎えようとしているススキの姿に寂寥としたものを感じだ。