表紙写真「抱き返り渓谷」(04・08・16)

  「いつまで歩いていてもきりがない。そうしたものだ。若い二人が歩く道は─」。五味川純平の小説「人間の条件」は確かこのような書き出しで始まった。久しぶりに田沢湖町の抱き返り渓谷を訪ねた。ここを歩くとなぜかその小説が思い出される。二人で歩きたい。渓谷の緑と下を流れる川の鮮やかな水の青さがそうしたロマンを誘うのだろうか。お盆休みとあって県外ナンバーの車がいっぱい駐車され、多くの人たちが散策を楽しんでいた。