千畑町の山道を走っていたら自転車の子どもたちと合った。カメラを向けたら「おじさん。何してるの?」と二人は声をかけた。「カメラマン?」とも聞いた。学校名を聞いたら胸の名札を自慢そうに見せて「千畑南小学校だよ」と二人は答えた。ハキハキした元気な子だった。そして「ここは自分たちの通学路で、アケビが採れたり、バッタやカマキリも取れるんだ」と袋の中にあった収穫物を手にして見せた。カマキリとバッタだった。「ヤマカカシも捕れるよ」。二人は言った。「なにそのヤマカカシって」。「ヘビだよ」。「エー。ヘビ!」。二人は笑った。学校の帰り道、豊富な昆虫を捕らえて遊ぶ。山の子ならではの楽しさを二人から教えられた。