表紙写真「早春の道」(05・04・13)

 青空となった日の午後、美郷町を走った。東山の麓の道を走りたいと思った。東山は美しく雄大で、遠くから眺めると美女の横臥にも見える。「あの山まで行けたなら」と思う。「あの山まで行けたらこの寂しさから救われる」と思う。そのユッタリとした眺めは女の人のような安心感を与える。「東山へ行こう」と車を走らせる。山もその麓もまだ深い残雪に覆われている。でも雪があってもその下から春が顔を覗かせている。こういう季節がいい。この雪が消えたら花の季節だ。