表紙写真「タンポポ」(05・05・30)

 小犬を連れての夕方の散歩道となっている横手川堤防の左右の斜面は今、野草が伸び盛りとなっている。もう小犬のパピーの背丈を超え、うっそうとした状態だ。以前はそうした野草の姿は鬱陶しく思えたものだったが、いつの日からかこうした野草にも愛着を持てるようになった。スイバやイタドリ、イヌタデなどの雑草の中から顔を出しているのは花の終わったタンポポの白い胞子である。夕陽を浴びてキラキラと輝いていた。場所によっては迷惑しごくな花だが、野に咲いたタンポポは好きだ。鮮やかな黄色がいい。そして綿のような胞子になった姿も可愛い。風に乗ってどこへ旅をするのか。そう思うと夢が膨らむ。