表紙写真「早春の雑木林」(06・03・06)

  日曜日。お祝い事があって出かけたが、その前に山の空気を吸いたいと思って県立農業科学館周辺をブラリと歩いた。山はすっかり春の様子で木々の根元は雪解けが進み、丸い穴が無数にできていた。その穴がメガネのように見えた。眠っていた木々も目覚めると熱を発するのだろうか。車を停め、ファミリースキー場麓の雑木林周辺を歩いた。薄日が射していた。木々たちは裸の枝を精いっぱい広げ、その温もりを受け止めようとしているかのようだった。春だなと思った。