自宅へ帰る途中、燃えるような「夕日」と出会い車を止め、見とれてしまう日がある。春の夕日は秋の寂しさと違って希望を持たせる。西山へ静かに沈もうとする太陽を眺めていると仏教的な感動が沸いて、心の中で手を合わせ、ささやかな幸せに感謝しながらカメラのシャッターを押している。夕日を見て思う。「自分には待ってくれている人がいる」と。帰る家がある幸福を噛みしめた。