朝霧が降り、田んぼの向こうの集落は乳白色のベレーに隠されていた。冷え込みも厳しく、朝の散歩は重ね着して寒さをしのいでの歩行である。このごろ土、日の休みは滅多に取れなくなった。それだけに「今日は休めるぞ」という週末は朝からワクワクする。仕事を忘れ、自分の時間を楽しめるからだ。年齢のせいか、このごろ自分の時間を大切にしたいという気持ちがとみにつよくなった。週末の朝、少し遠出し美郷町仙南地区を歩いた。霧の朝だった。