表紙写真「雪の朝」(07・01・15)


   土曜日の朝もうっすらと雪が舞い、真っ白な雪景色となった。横手川を超え、振り返った杉林は墨絵のような風景だった。この杉林と堤防は幼いころの遊び場だった。冬、堤防の斜面で尻滑りをやった。春を迎えてからはツクシ取りを楽しんだ。堤防に腰を下ろして雲も眺めた。遠くにはいつも東山があり、夏は優しい緑色をしていた。秋。母に連れられて焚きつけ用の杉の葉拾いにも入った森だった。土曜日の朝。杉林は墨絵のような世界をしていた。