日曜日の28日、大曲西中学校50周年記念式典の取材があった。少し早めに出かけ、近くの県立農業科学館の庭を歩いた。木々が紅葉し、朝日を受けて輝いていた。さらさらと音もなく散る木の葉。その落ち葉を踏みしめて歩くとなぜか涙がこぼれ落ちるほど幼いころの遠い日々が懐かしくなった。熟しきった柿の実の色が優しかった。「涙で文字がにじんでいたなら分かって下さい」。そんな悲しい歌が秋には似合うと思った。