表紙写真「高原のブナ林」(99・1・24)

 縁あって田沢湖高原の小さな宿に泊まった。前夜、凍った高原への坂道を走るときはもう二度とごめんだと心も凍ったが翌朝、宿の外を眺めたら一面のブナ林だった。雪を枝に乗せたブナ林はとても絵になった。抜けるような青空が広がり、ブナの枝先からは赤い小さな新芽が芽吹いていた。春にはまだほど遠いが青空の下、ブナの木が笑っているようにも見えた。ブナの微笑み。青空。冬の田沢湖高原もいいなと感激した。