表紙写真「小安峡を歩く」(99・7・12) 

 誘われて雄勝郡皆瀬村を歩いた。小安峡を歩き、湯沢市の川原毛地獄も見た。小安峡は別名「三途の川渓谷」とも言われている。なるほど橋の上から眺める深い渓谷は見下ろしただけで冥土へとつながりそうな恐怖感を抱かせる。「下りて見ようか」との声に長い階段を下った。岩の裂け目から湯煙が吹き出す大噴湯は迫力満点だ。歩きながら考えた。こうして名勝地を歩けるのも生きているからだと。同級生の死は余りにも早すぎた。